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CLIL SAITAMA(旧名称)

Current Practices and Future Perspectives of Content and Language Integrated Learning (CLIL) in Japan

CLILは、次第に注目を集めています。本サイトは、笹島茂がかかわるCLILの実践やつぶやきを集めたものです。参考にしてください。

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2014年5月12日月曜日

CLILの進展−2013(第1版)

1年ちょっと前になりますが、上智大学で「CLIL懇談会」を行いました。そのときに参加した人で、「CLILの進展−2013(第1版)」をまとめました。正式には、CLIL JAPANとしてまとめてあります。

CLIL SAITAMAからもダウンロードできるようにしてあります。ぜひ興味のある人は読んでください。

CLILはますます盛んになっています。それとともに、課題も出てくるでしょう。考え方も様々になるでしょうし、懐疑的に見る人もいるでしょう。それがCLILの特徴でもあるので、議論があちらこちらで生まれるのはけっこうなことだと考えます。

物事は考え方次第で、CLIL自体がそのような面を持っています。「学ぶ科目内容と言語が統合される学習」と名付けられたCLILは、ヨーロッパでも多様なのが現実で、教え方に形はないと言ってよいが、当然カリキュラムはしっかりとした内容を持っている必要があります。目標設定とその評価です。科目内容であれば、数学や理科であれば、その内容の理解であり、思考です。数学的な論理的思考ができるようになることが目標です。そこをないがしろにはできません。英語であれば、その学習で使用される英語の語彙や言い回しは、実践面で理解し使用できる必要があります。

その点から言うと、日本のCLILの状況は英語教育の一部でしかないかもしれません。が、何もこれは、日本だけのことではありません。

ということで、そのような議論の一歩として本冊子は重要です。『CLILの進展−2013(第1版)』をぜひ多くの人が参照していただきた、さらに実践と研究が進むことを望んでやみません。

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