さまざまなことに忙殺され、このブログも機能していないことに、先ほど気づきました。
投稿も滞り、おそらく閲覧する人も少なくなッタようですので、このブログの役割は終わったと思います。
2月4日に、日本CIL教育学会(J-CLIL)発足が決まりました。正式には4月15日に発足の会を行う予定です。
いずれにしても、CLILに関してはかなり前向きになり進んでいます。その分さまざまな課題も出てきています。私個人はCLILを宗教のようには考えていませんので、CLILをするかしないか?という対立軸は設定したくありません。CLILに興味のない人でも良い教育をすることが大切です。CLILに興味があっても良い教育でなければやめたほうが良いと思います。
大切なのは学習者の「学び」で、教師の考えを押し付けることではありません。
ということで、このプログでとりとめもなくCLIL関連のことをつらつらと綴ってきましたが、一応ここで正式にストップさせていただきます。
人の考えはかなり違います。ここ数年CLILの実践を続けてきましたが、言語や言語教育に特化した思考を優先する人と、英語を単に道具として英語を使って学ぶ、あるいは、仕事をしている人とは、かなり思考経路が異なっていることを痛感します。
言語学、言語教育学など、それなりの専門性があるので当然ですが、その専門性をうまく生かしながら、教育を効果的にする必要があります。その途上にある一つの教育がCLILであり、すべてではありません。
そこで、このブログを休止するにあたり、日本のCLILの今後の課題をメモしておきます。
1 統合教育(integrated leanring)の枠組みとカリキュラムのフレームワークの提示
2 言語教育に関する教師の思考の理解と変革
3 CLILの言語政策的な導入のあり方
4 教員養成システムと学習指導要領の改訂(統合教育の導入と言語教育の刷新)
以上です。今後は、日本CLIL教育学会を中心に発言していきます。
※とりあえず休止ですので、また再開するかもしれません。