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CLIL SAITAMA(旧名称)

Current Practices and Future Perspectives of Content and Language Integrated Learning (CLIL) in Japan

CLILは、次第に注目を集めています。本サイトは、笹島茂がかかわるCLILの実践やつぶやきを集めたものです。参考にしてください。

CLILアンケート調査


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2014年2月7日金曜日

すっかりご無沙汰

どうもすみません。

多忙で、すっかりご無沙汰してしまいました。どっこい、CLIL SAITAMAは生きています。

昨年の夏から秋から冬にかけて、何をしていたのかを報告します。私の学術的な専門は、

言語教師認知(Language Teacher Cognition)

です。その関係から、CLILに実践的に興味を持っているというのは、あちらこちらで言っています。教師に会いに出かけ、授業を見て、話を聞く、ということをしています。CLILというのは、いわゆる外国語教師とはちょっと異なる視点で教えることが多いし、学習者も違った意識で学ぶということがあります。

9月から11月にかけて、学会がらみで、スウェーデン、フィンランド、ドイツなどに出かけて、それをして来ました。いずれ調査結果はまとめたいと思いますが、文献だけを見て判断するのはとは違い、状況は様々だということがよく分かります。でも改めて思うのは、

CLILはおもしろい!

ということです。

しかし、誤解してもらいたくないのは、CLILには何も特別で魔法のようなメソッドがあるわけではありません。CLILで使われている多くの活動例は、様々な効果的と思われる社会構成主義から生まれてきている一連の考え方から来ています。さらには、見逃してはいけないのは、外国語授業とは違う要素がたくさん入っているということです。だから、おもしろいのです。

フィンランドのヘルシンキ大学で、Heini-Marja Jarvinen先生と何度か話し合いました。彼女が編集した次のCLILのハンドブックは、言語教師の視点からCLIL の実践的な活動をまとめたものです。

Handbook Language in Content Instruction 

一読してみてください。

CLILに関しては、様々に関心をもたれて、興味のある方が声をかけてくれます。私はどこへでも時間があれば出かけるようにしています。それほど話が上手ではないので、うまく伝えられないことが多いのですが、中にはとても興味を持ってくれる人がいるのでうれしく思っています。

今年は、JACET(大学英語教育学会)主催で、カナダのRoy Lyster先生を招き、下記のテーマで、サマーセミナーを開きます。必ずしも、会員でなくても参加できますので、興味ある方は参加してください。

CLIL and Content-based Language Teaching:
New global perspectives on bilingualism and immersion
CLILと内容基盤型言語教育:グローバルの視点からのバイリンガルとイマージョン)

8月18日(月)〜21日(木)
群馬県草津温泉のホテル

興味ある方は、笹島に問い合わせください。

それから、Oxford Dayで昨年の秋に一度CLILについて話しました。興味ある方はスライドが下記のサイトからダウンロードできます。


ということで、活動しています。

2月、3月は、またヨーロッパに行って調査してきます。


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